早期の正しい診断が重要

 関節リウマチの治療で最も大事なことは早期診断・早期治療です。新しくなった診断基準を用いることは当然ですがそれだけで100%診断できるわけではありません。血液検査だけでは正しく診断できません。患者さんの手足の関節を一つずつ診察し評価します。よく似た他の病気の鑑別も重要です。必要であれば関節エコー、MRIなどの検査を行います。